指導/竹原和彦
金沢大学医学部皮膚科教授

ステロイド外用薬使用の原則

1)症状・部位に合った強さのものを選択する

自分の使用しているステロイド外用薬の強さをしっかり理解して、強さに応じた使い分けをしていきましょう。

2)症状のある部位に、症状のある間だけ、症状に応じた強さのものを使用する

症状が残っているのに中途半端に中止しない、症状の重い部位に効き目の弱いものをダラダラと使用しないことが大切です。その逆に症状のない部位に予防的にステロイド外用薬を使用しないようにしましょう。

3)定期的に医師の診察を受けて、正しく使用されているかチェックを受ける

副作用について心配なことがあれば必ず主治医に質問して、自分で判断して中止したり変更したりしないようにしましょう。

ステロイド外用薬の塗り方の実際

チューブから軟膏を数ミリ押し出して、指先にとる。

症状のある部位の皮膚に何ヵ所かに分け、軟膏を塊のまま置く。

指先を使って、できるだけ広くのばすようにして、ちょうどくすりがのびきった状態まで広げるようにする。

注意

  • 1)擦り込む必要はありません。
  • 2)1日2回が原則ですが、軽快すれば1回でもいいでしょう。
  • 3)1日1回は入浴またはシャワーできれいに洗い、その後からくすりを塗りましょう。
  • 4)赤ちゃんの口の周り、小児、成人の手など、くすりがとれやすいところは回数を増やして1日4~5回塗ってもいいでしょう。

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